普段は気さくな人でときには冗談交じりで会話をしても、仕事においては真面目で、とても丁寧に、そして一生懸命になって仕事に打ち込む人。

周りから見ていると、「そこまでしなくてもいいのに」と思うこともあるかもしれません。
けれども、「誰かの役に立ちたい」という責任感から、ついつい頑張ってしまうのでしょうね、、、

そんな人が、口数も減って休憩時間もほとんど話をしなくなり、顔色もなんとなく優れず元気がないように見えてくると、、、「うつ」のまえぶれであることが多いです。

 

ある日、大切な人が「うつ」という状況に陥りました。

あなたの大切な人は、「誰かのことを思い考え、その人の何かに役立ちたい」という純粋な思いをもって、真摯にこれまでやってきたのです。

 

あなたは「うつ」に陥った大切な人の状況を目の当たりして

辛そうな状況から早く抜けてほしい。
大好きな優しい笑顔で笑いかけてほしい。

そんな思いを抱きます。

けれども、そんな思いで投げかけた何気ないいつもの言葉が、よりいっそう、大切な人を深く傷つけてしまう。
いつものように使った言葉にも関わらず、大切な人を傷つけてしまうことほど悲しいことは、ありません。

 

大切な人の「うつ」を見守るあなたにも、できることがあります。
見守るだけではない、大切な人の役に立てること。

それは、大切な人を「うつ」に陥れた、これまでの「やり方」とは違う「別のやり方」を一緒に探すこと。

 

あなたは、うつに陥った大切な人に「別のやり方」を聞き出す質問をします。
うつに陥ったあなたの大切な人は、あなたの質問に答えます。

悩みから抜け出すための「答え」は、いつもその人本人が持っているものですが、その「答え」を自分で探すことは至難の業。
ですから、その「答え」探しをいっしょにするのです。

 

あなたは、出来るだけ相手が具体的に答えられるような質問をし、その人のから具体的な「答え」を引き出します。

①「誰」のことを考えていて
②その「誰」に「自分が役立てることはどんなこと」か
③その「誰」が「どんな状態であれば「自分は役立った」といえる」か
④その「誰」が「③の状態になるために、今のあなたにできることは何」か

質問のコツは、相手が「イエス/ノー」で答えられるような質問はしないこと。
もちろん、優しい口調で質問をすること。

 

たとえばこれからの質問に

①「配置換えになったばかりの5歳年下の〇〇君」のことを考えていて
②「自分が〇〇君に役立てることは、〇〇君が早く職場になじめるようにサポートすること」
③「〇〇君が、毎朝元気に挨拶をして職場にくれば、自分は役に立っているといえる」
④「〇〇君が、毎朝元気に挨拶ができるようになるには、自分から率先して笑顔であいさつをすること」

と答えたならば、

「自分から率先して笑顔であいさつする」というのが、「別のやり方」だということ。

 

もともと「誰かの役に立ちたい」という思いから発した「うつ」。
「うつ」が悩みの種になりがちですが、それを決して「悪いもの」と捉えないで欲しいのです。

たまたま、「やり方」が悪かったのです。
「誰かの役に立ちたい」という建設的で純粋な思いを満たすための「やり方」が。

そのことを、覚えておいて欲しいのです。

 

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