上司が「不機嫌そう」にみえるときは、なるべく近寄らないようにしよう、、、
部下の「元気がなさそう」にみえるときは、何となく不自然な声掛けをしてみたり、、、

そんな状況に出くわすことは、日常でもよくあることだと思います。

もちろん、それがときどきであればいいのですが、たとえば、上司の「不機嫌そう」を頻繁に感じるようになると、上司のことを嫌ってしまいかねません。

特に、もともと苦手な上司が「不機嫌そう」に見えてしまうと、「苦手」が増して、果ては「嫌い」になってしまいかねません。

 

とはいえ、上司を含む職場の連帯感を損なっては、担っている事業をうまく進めることができませんから、会社の営業成績にも影響しかねません。

上司や部下などの職場の人間関係にストレスを感じると、その人を嫌いになるだけでなく、その人と会うことを避けるようもなるでしょう。

すると、だんだんと職場に行くことが嫌になってしまい、かといって仕事のことも気になるしと、精神状態は不安定になり「うつ状態」にもなりかねません。

あるいは、自分の精神状態を守るために職場を退職するという選択もしかねないのです。

始めは「苦手な人」ひとりの悩みだったのに、そのうち職場が嫌になり「仕事」は苦痛だ、、、そんな悩みを抱える人に、ぜひ読んでほしいと思います。

 

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「感情」の扱い方が影響を及ぼす範囲は広いです。
「感情」によって人間の行動が左右されるといっても、過言ではないからです。

でもだからこそ、その「感情」に振り回されない、あるいは、「感情」を思い通りに扱えるようになれば、いいな、と思いませんか?!

すくなくとも、今は苦手な上司でも、ストレスなく接することができるようになります。

では、苦手な人にストレスなく接するためには、どのような考え方が必要でしょうか?

 

感情は「主観」です。

ですから、あなたが「楽しそう」「悲しそう」「怒っていそう」と感じても、その人がそれらの感情を持っているとは限らないのです。

その人が「楽しい」のか、「嬉しい」のか、「悲しい」のか、「憤っている」のかなどは、他人には分からないのです。

必ずしも「怒っていない」相手を、あなたが「怒っているかも」と思ってしまうと、あなたはその人の言葉が頭に入ってこなくなります。

相手の「それやっておいて」の言葉で、「何をそんなに偉そうに!」と憤ってしまい、あなたがイヤイヤことにあたった結果、お客様からクレームされることがあるかもしれません。

相手の「それは違うよ」の言葉で、「私は否定された、、、」と思ってしまい、あなたは自己卑下に陥るかもしれません。

よくあるコミュニケーションギャップです。

 

さて、「感情」が主観だということは、あなたの「楽しい」も「嬉しい」も「悲しい」も「憤っている」という気持ちは、あなただけのもの、ということになります。

そして、誰かを「苦手」と感じるのも、「不機嫌そう」にみえるのも、「元気がなさそう」に思うのも、あくまでも、「あなた」が、そうなるように決めたことなのです。

 

ここで興味深いのは、「何に」その感情を付随させるのかは、あなたが決めているということです。

「何か」があなたを楽しくさせているのではありません。嫌わせているのではありません。

あなたが、「何か」に、「楽しい」という感情を付け、「嫌い」という感情を付けているのです。

 

さて、この構造が腑に落ちると、「感情」に振り回されない、あるいは、「感情」を思い通りに扱えるようになります。

ただし、このような構造を腑に落とすには、文字面を追って頭で理解するだけでは足りません。
自分で実験して体験してみないことには。

 

なので、こんな実験をしてみてください。

誰かを「不機嫌そう」「元気がなさそう」に感じたとき、「それは本当ですか?」と問いかけてほしいのです。
もうひとつ、何をもって「そうみえる」と特定したのかを、問いかけて見てください。

「彼が不機嫌そうにみえるのは、彼のどんな表情・仕草・口調からそうみえるのですか」
「彼が元気がなさそうに思うのは、彼のどんな表情・仕草・口調からそう思うのですか」

といった具合に。

すると、ちょっとオモシロイことが発見できるようになると思います。

たとえば
「あれ??あのひと、朝はいつもあんな硬い表情だよな~」
「あれ??あのひと、お昼前になると、ときどきあんな話し方だったよな~」

するとこう思うかもしれませんね。
もしかすると、眠かっただけかもしれない。
もしかすると、おなかが減っていてエネルギー切れただけかもしれない。

そう思えたなら
「みんな朝は眠たいもんな~、、、今はあたらぬ神に祟りなしだわ」
「分かるよ、その気持ち、、、おなかが減ったら元気でないよな~」

その人の「不機嫌そう」「元気がなさそう」も、それほど深刻に思わずに「しかたないな~」で終わらせられるかもしれません。

 

「感情」を扱うときに大事なことは
<その「感情」を疑うこと>
<何をもってそれを判断したのかを探ること>

 

ぜひ実験してみてください。
「苦手な上司」を「苦手」だと思わなくなるための、最初の一歩です。

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