泣いている赤ちゃんを抱っこして、オムツが濡れていないことを確認して、おっぱいやミルクをあげようとしても飲んでくれず、泣き止んでくれない赤ちゃん。

しばらく抱っこをしたまま付き添っていると、腕の中でスヤスヤと眠り始めた赤ちゃんの横で、こんどは2つ年の離れたお兄ちゃんがぐずり始め、、、

2つや3つ違いの年の差で、赤ちゃんとまだ幼稚園にもいかない小さな子どもがいるお母さん。
赤ちゃんに手がかかることは仕方がないとしても、「お兄ちゃんまでぐずらないでよ、、、」と思わずため息交じりに泣きそうになることも、あるかもしれません。

ぐずっているお兄ちゃんに「いい加減にしてよ!」と、ついつい声を荒げてしまいながら、子どもにイライラしている自分に嫌気がさしてしまう、、、

そんな日常があるとしたら、お母さんはとても大変だと思うのです。

 

旦那さんに子育てのことを聞いてほしくても、毎日帰りが遅くて仕事で疲れている旦那さんには話もできず、心のうちに籠ってしまうことがあるかもしれません。

たとえ話ができても、「しかたがないやん」のひとこと以上をくれない旦那さんにモヤモヤしながら、「なんでちゃんと聞いてくれないのよ、、、」と、心のうちで呟いてしまうことがあるかもしれません。

「大変なんやな、、、いつもありがとう」とか「それでも子どもたちをちゃんと見ててくれるから有り難いよ」とか、そんな些細で小さな言葉をくれるだけで、あなたの気持ちはどれほど軽やかになるでしょう。

なのに、、、なかなかくれないのですよね、、、そんな言葉。

 

【あなたの心のイライラは、あらゆるものを「イライラ」に染めてしまうのです。】

 

旦那さんの言葉を期待する前に知っておいてほしいことがあります。
たとえどんな「言葉」を得ても、あなたの心の在り方しだいで、その言葉の受け取り方が変わるということを。

 

たとえば。

「今日は早く帰ってお兄ちゃんと一緒にお風呂に入るよ!」と約束をした旦那さん。

お父さんと一緒にお風呂に入ることを楽しみにしている3歳の子どもに、なかなか帰ってこないお父さん。
子どもはいつも以上にぐずって駄々をこねる始末。
あなたはなんとか子どもを寝かしつけたものの、ご機嫌誘いに使ったおもちゃをかたずけながら、あなたの心はイライラマックス。

そんな気持ちで、早いどころかいつもより遅く帰ってき旦那さんから「遅くなってごめん」と謝られても、その言葉を素直に受け取ることができますか?

旦那さんは、大事な取引先との急なミーティングが入り、どうしても早く帰ってくることができなかったのです。

けえれどもイライラしているあなたは、怒ったまま「あなたなんて、約束を破っても「ごめん」と言えばいいと思っているでしょ!」と言ってしまったならば、売り言葉に買い言葉。
夫婦喧嘩が始まってしまうかもしれません。

旦那さんは、本心から子どもにもあなたにも「ほんとうに申し訳ない」と思い、「ごめん」という言葉で心から謝っていたにも関わらず。

 

あなたの「イライラ」の反応は無理もないと思います。
あなただって、子どもたちのように駄々っ子のようになりたいと思うだろうし、誰かに甘えたいでしょう?

ただ一方で、あなたの心がイライラ状態で興奮してしまっているならば、どんな言葉を投げかけられても、あなたはそれを「イライラ」状態に共鳴させ、その言葉を「イライラ」に染めてしまうのです。

「イライラ」の連鎖が続くわけです。

 

でもだからこそ、いったん「イライラ」を止められると、「イライラ」の連鎖が断ち切ることができるのです。

あなたがこれ以上「イライラ」を共鳴させて自己嫌悪にならないために、「イライラ」を断ち切る方法があるとしたら、それは「呼吸を意識すること」です。

 

【まずはいったん息を止めて思いっきり吸ってみましょう。それから「ちゃんと」、自分で自分に「よくやっているよ。ありがとう。」と言ってあげて下さい。】

 

怒ると、早口になってしまいませんか?
ここぞとばかりに、次から次へと言葉を連ねてしまいませんか?

人は、話をしているときは息を吸っていません。
話をしているときは、ずっと息をはき出しているのです。

つまり、「ちゃんと」呼吸ができていないのですね。

息をはき出したままの状態では、体は酸欠状態です。
それでも体は酸素が必要ですから、話が止まった瞬間に呼吸を始めます。

 

酸欠状態のときにはどんな呼吸をしているでしょうか?

たとえば、100m走で思いっきり走りきることを想像してみてください。
一瞬で爆発的に使ってしまったエネルギーを早く補わねばと、酸素で動く体の細胞たちは、一刻も早く酸素を体内に取り入れようとします。
一刻を争いますから呼吸は速くなり、一方で速いものだから、取り入れられる酸素も少なく浅い呼吸となってしまうのです。

体の酸欠状態は、呼吸を早くさせてしまいます。

 

さて。
そんなときは、いったん息を止めてみましょう。

これでリセットです。
そして思いっきり息を吸ってみてください。

 

なぜ酸欠で酸素がないにも関わらず「息を止める」のかというと、呼吸を「意識」に取り戻したいからです。

息を止めるには、意識しなければ止められませんから、「息を止める」ことで、呼吸を意識的にコントロールできるようになります。
大事なことは、無意識下の心の興奮状態を、意識下でコントロールすること。

早口になって言葉を次から次へと連ねるあなたの「怒り」があなたの体の酸欠状態を招いているのですから、酸欠状態を早々に改善すれば「怒り」も収まります。

酸欠状態が解消されれば、あなたの心は興奮状態から冷め落ち着きを取り戻すのです。
つまり「イライラ」という興奮状態から、あなたは冷めるのです。

 

興奮状態から冷めたならあとは簡単。

自分で自分のことを労うことばをかけるだけ。
「よくやっているよ。ありがとう。」

 

あなたの心のイライラがあらゆるものを「イライラ」に染めてしまうのならば、一方で、もしあなたの心が平穏ならば、あらゆるものを「平穏」に染めてしまうというものです。

誰かの言葉を期待する以上に、簡単なことです。
自分で自分に、労いの言葉をかけるだけのことですから。

 

あなたがあなた自身のことを、ちゃんと労わってあげて下さい。

旦那さんからの優しい言葉を期待する前に、あなたがあなたに、ちゃんと「優しい言葉」をかけてあげて下さいね。

 

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