今更過去のことを振り返り

「あの時は余裕もなく子供を手放してしまった」
「あの時もっと抱きしめてあげればよかった」

あるいは

「私が今不安で怯えてしまうは、親に愛着を持ってもらえなかったからだ」
「私が自分をうまく表現できないのは、母親から十分な安心感を与えてもらえなかったからだ」

そんなことは思わないで欲しいのです。

 

生まれたばかりの赤ちゃんをひと処に寄せ集めて子育てをすることで、父母を労働力とする実験がヨーロッパであったといわれています。

集められた赤ちゃんは生命の危機にさらすことのないように、ミルクをあげたりおむつを替えたりしていたそうです。

ただし、一切のスキンシップをせずに。
抱っこをしたり、目を合わせたりをしなかったそうです。

すると、この実験は一年後には終了してしましました。
それ以上続けることができなかったのです。

なぜか。
収容した50人の赤ちゃんが、みな死んでしまったからです。

つまり、「人」は「人」とのつながりを持ってこそ、生きることができる。
誰ひとり、たったひとりでは生きていけないのです。

 

今こうして存在する以上、必ず誰かとのつながりを持っているのです。

構ってやれなかったと思っていても、構ってもらえなかったと思っていても、「生きている」ということは、そういうことなのです。

 

あの時はあの時。今は今。

出来なかったことを悔やむぐらいならば、「今」に全力を注ぐこと。
してもらえなかったことを恨むぐらいならば、「今」を全力で生きること。

過去の出来事を、それは夢だというように、なかったことにすることは出来ません。

けれども「未来」は自分で作るものです。

どんな「未来」を望むかは自分しだい。

 

悔やんで生きたいですか?
恨んで生きたいですか?

それとも

笑って生きたいですか?
楽しく過ごしたいですか?

いつでも望む未来は手に入ります。

「今」に全力を注ぎ、愚直に生きさえすれば。

 

それに、出来事に「失敗」はありません。
それを「失敗」だと思う自分が「失敗」にさせているだけのこと。

子供が不安そうにしていれば、何歳でもいい。ムギュッと抱きしめてあげればいいのです。

子供の頃に得られなかった「安心感」を欲するならば、まずは自分で自らを十分愛するのです。

そうして自分を満たせてあげたならば、次にその愛を、誰かと分かち合えばいいのです。

 

愛着の形成はスキンシップによってなされ、何度も繰り返し肌のぬくもりを味わうことで形成されます。

もし子供のころに成し得なかったならば、大人になって愛するパートナーと育むのです。

一から、ひとつづつ。

 

 

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