友達どうしでも、「夫婦生活」のことではなかなか突っ込んだことは話しにくいものですよね。
「下ネタ」話にすることはできても、「セックス」に何らかのマイナス感情を持っている場合は嫌悪感も抱くでしょう。

私は「性」を扱うセラピストでもありますが、ときどき率直な意見を頂くこともあります。
「男女の関係にはセックスが大事ですよってそんなに声高にいわれても、、、」

そりゃそうです。
どちらかといえば、余計なお世話でしょう。

それに私は、「当たり前のこと」を特別視する風潮は好みませんから、そのようなご意見を頂くと納得するばかりです。

 

ただ、、、
周りを見回すと、「夫婦間のセックス」について真剣に悩んでいる人がたくさんいるのも事実であります。

 

ところで、コンドームメーカが実施した「ニッポンのセックスレス」という調査結果があります。
既婚者の55.2%、交際中では29%がセックスレスだと回答しています。
特に、子育て世代の30代~40代の男女の回答率が高いようです。

ちなみに、既婚者で浮気相手がいる人は、配偶者よりも浮気相手とのセックスの回数が多いという結果も出ています。

もうひとつ。
ある新聞社がインターネット調査でおこなった「男女の生活と意識に関する調査」では、婚姻関係にあるカップルのセックスレスに歯止めがかかっていない状況が示されています。

原因はいろいろと指摘されています。

・疲れ、義務感
・女性の男性化
・思い込み、
・異性として見れない
・罪悪感、タブー感、嫌悪感

 

今日はこのなかでも、「罪悪感、タブー感、嫌悪感」といったマイナス感情からの「セックスレス」についてのお話しです。

 

ごく「ふつう」の4人家族。

ただ、一番下の子供が小さいころ、初めて夫の浮気を知りました。
とてもショックだったことは覚えています。

当時は、子供の夜泣きもさることながら疲れてしまって、夫からの誘いになかなか応じることもできませんでした。
子育てに手がいっぱいで、ジャージ姿でいることも多かったし、お化粧もたまにしかしなかったし、、、
「女性」としての気遣いは、あまり出来ていなかったと思います。

あれから夫婦でよく話し合い、夫は子育てにも積極的に参加してくれるようになり、私は女性としての気遣いもするようになりました。

けれどそれ以来、私たち夫婦はセックスレスです。

夫のことが嫌いなわけではありません。むしろ愛しています。
夫婦生活でも、夫と向き合いたいと思うのです。
彼の目を見て、彼に触れたいのです。そして、彼の肌のぬくもりを感じたい、、、

でも、それが出来なくて困っています。
彼の浮気のことを今でも引きずっているのでしょうか。

 

過去の経験のショックから、無意識のうちに昔のことを引きずることはよくあることです。

そして、特に「性」というプライベートな場面でのショックは、影響が大きいものです。
なぜか。「性」が「いのち」や「存在」と繋がっているから。

小学生でもわかることですが、「セックス」をするから命が生まれるわけです。
「セックス」を特別扱いするつもりは毛頭ありませんが、人の命を生む行為でもあり、人間の本能からの欲求であることには変わりありません。

「本能」ですから、それが否定されたり拒否される場合のショックはいかほどばかりか。
一方で、人間には「理性」も備わっていますから、「頭で理解する」ことで物事を解決したようにも見せられます。

つまり、ショックなできごとを意識では解決できた「つもり」でも、無意識にあるショックのプログラムがそのままである場合が多いのです。
すると、気持ちと行動が裏腹になります。

 

【生身の人間は「今ここ」に生きているのですから、その彼を「ちゃんと」知ること。そのためにも「今」を見て、聞いて、触れること】

 

もし過去のことに引きずられることなく夫婦生活でも夫と向き合いたいと思うならば、日常の中で、彼の「今」を、ちゃんと「見る」「聞く」「触れる」ことです。

今の彼の顔
今の彼の声
今の彼の言葉
今の彼のぬくもり
今の彼の息づかい

彼の「今」を、日常で感じることです。

あのときの彼の表情や言葉は、「今」にはありません。
それは、あなたの「記憶の中」の彼でしかないのです。

もし、あなたの「記憶の彼」が現れてきたならば、彼の「今」に集中することです。

 

彼の顔のしわ、目じりの下がり具合を見て
彼の声のトーン、ゆっくりとした口調を聞き
彼が発する言葉に耳を傾け
彼に手を握ってぬくもりを感じてみる
彼の呼吸に合わせて自分も呼吸をする

生身の人間は「今ここ」に生きているのですから、彼の「今」を「ちゃんと」知ることです。

 

そうして彼との幸せを願うなら、そこに「嬉しい」「心地いい」「気持ちいい」といった感情を作るのです。

それが<彼と「ちゃんと」向き合う>ということ。

 

そして、もし「セックス」に特別感があるならば、むしろ日常での感覚を、大事にするべきです。
日常で喜びを感じることができたなら、「セックス」で喜びを感じることは、、、簡単だから。

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