何かの拍子で、急に昔の「怖い」体験を思い出しては嫌な気分になってしまう、、、
普段は何ともないのに、些細なことをきっかけに、走馬灯のように思い出される「つらい」経験、、、

もう昔のこと、、、と今に関係ないはずですが、心の傷というトラウマが、ときどき顔を出してはイライラの原因になっていることはありませんか?

 

夫が夜中に急に起きて、ときには奇声をあげる姿。
手をあげ、食器や鍋をひっくり返しては大きく怒鳴る声。

当時の私は、とにかく彼を怒らせないようにと努めていました。
彼が怒り出すとほんとうに怖かったし、いつも怯えていました。

けれども、その状況を知った友人や両親が、私を連れ出してくれたのです。
ひとりでその場を去ることは考えられませんでしたから。

もう数年前のことです。

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「バン!」
「ガシャーン!」

突然の大きな音や、金属音、、、
たとえば、ドアを思いっきり閉めたときの音や、風船の割れる音。
ステンレス製のなべが床に落ちたときの金属音。

そんな「音」をきっかけに昔の記憶がよみがえり、はがしい動悸とともに呼吸困難に陥ることがあります。
未だに大きな音が怖くて、男の人に怯えます。

はやく昔の記憶から自由になりたいのです。
大きな音にも怯えず、男の人にも怯えないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。

新しい恋もしたい、、、人生をやり直したいのです。

 

 

昔の経験が原因で、大きな音に怯えたり、男の人が苦手になったり、あるいは、狭くて暗いところに恐怖を覚えたり。

トラウマともいいましょうか。

それは、時間が解決してくれるという問題でもないように思います。
そして、記憶がなくなるかといえばそうでもないように思います。

なにより、私の12年前の記憶は未だにうっすらとあります。
ただ、それを怯えることはもうありません。
大きな音を怖がる自分もいましたが、それももうありません。

なぜか。
「過去」の記憶に「怖い」という感情を結び付けないからです。

 

【トラウマで厄介なのは、「過去」の記憶を「今」のこととしてとらえてしまうこと。だから、記憶と感情を結び付けないようにするのです】

 

脳には時間の概念もありませんし、イメージと現実との区別もありません。
それに、脳は「記憶」を過去に参照しても、「感情」は参照しません。
というより、「感情」は「今」にしか作ることができないのです。

つまり、たとえ「過去」の記憶であっても、当時の状況をつぶさに思い出し、「怖い」「つらい」「いや」といった、脳が精製する「今」の感情を重ねてしまうと、それを「あらたな記憶」として残していくのです。

つねに情報を更新することになり、記憶を上塗りするわけです。
ですから、一向にその「記憶」から逃れることができません。

 

では、どうすればいいのか。
「過去」の記憶と「今」の感情を結び付けないことです。

 

そのためには、「記憶」がよみがえってきたらじっとしていないこと。

歩いてもいいし、走っても構いません。
手を振ってもいいし、声を出しても構いません。
一番効果的なのは、目を動かすこと。

とにかく、じっとしないことです。
10分ほど何かの動きを続けてください。

 

動くことで、脳に「感情」を精製する隙間を与えないようにします。
すると、「過去」の記憶と「今」の感情が結び付きません。

「今」の感情さえ結び付かなければ、「過去」の記憶に「怖い」という紐付きがありません。

つまり、記憶がよみがえっても「怖さ」がないのです。
感情の紐づけをしなければ、少しずづ記憶自体も薄れていき、やがて昔の記憶に怯えることもなくなります。

 

そうして、ようやく彼との縁がきれ、新しい恋にも前向きになれるのです。

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