友達どうしが集まれば話が盛り上がって、何時間でも会話が途切れることはないと思います。
時間を忘れるほど楽しい時間が過ごせるものです。

とはいえ。

友達とは何時間も話ができても、イベントや知り合いの紹介などで初対面の人と話をするときは、ついつい力んでしまって余計に気まずくなって沈黙が続いてしまうことはありませんか?

あるいは、大事な取引先での担当者どうしの打ち合わせで、沈黙が続かないようにと気を遣いながら会話をする2時間は、とても長く感じることはありませんか?

会話で話が弾まないと、「早くその場から離れたい」と思うことは少なくないと思います。

 

ではもし「寡黙な人」と一緒にいたならば、会話が弾むようにとの気遣いをずっと持ち続けなければならないのでしょうか。

 

私はおしゃべりが好きなほうで、夫ともよく話をします。

話をするときはいつも私から。
夫が何かを話すといえば「うんうん」と頷くぐらいで、自分の意見をいうことはありません。
初めは興奮気味に話を続けますが、話が弾むことはなくそのまま収束。

あるとき「もっと一緒に話をしてよ!」と怒ってしまったこともあります。
「会話がなくてさみしい」ということも伝えるのですが、それでもあまり会話は続きません。

無口といえば、「物静か」「寡黙で思慮深い」といわれますが、正直、夫が何を考えているのか分かりません。

私ばかりが話すのではなく、もっと言葉のキャッチボールを楽しめるような、そんな心の通った会話をしたいと思うのです。

 

あなたが「おしゃべり好き」であれば、物静かな人と一緒にいると退屈するかもしれません。
もしかすると「私と一緒にいても楽しくないのかな」と思うことがあるかもしれません。

それがあなたのパートナーだと、一緒に楽しい時間を共有したいという一心で、余計に気を使ってしまうこともあるでしょう。

けれども、「「無口」だからといって会話を楽しんでいない」ということには、必ずしもならないと思うのです。

 

【無口だからといって会話を楽しんでいないわけではありません。話すタイミングや挟む言葉に悩むのです】

 

コミュニケーションの手段は「言語」と「非言語」の二つに分かれます。
ジェスチャーや表情の変化などでコミュニケーションを行うのが「非言語」で、「言語」を伴わないのが特徴的なところです。

コミュニケーションの手段として圧倒的に使うのが「言語」だと思いますが、「非言語」も重要なコミュニケーションの要素です。

 

メラビアンの法則でよくいわれる「見た目が93%」という解釈があります。
話の内容である「言語情報」よりも、声のトーンや強弱などの「聴覚情報」や表情や態度などの「視覚情報」の<非言語>要素の方を人は重視する、といわれるものですが、本質は、あくまでも3要素の比較なのです。

話の内容と話し手の様子(声のトーンや表情など)に矛盾を感じた場合、話し手の様子が重視される、ということです。

たとえば

「楽しいね」という彼女の声が小さかったり顔がうつむき気味だったりすると、「本当に楽しいの?」と疑ってしまいませんか?
「しんどうい、もういや!」と言ってる人が笑顔だったら、「ほんまにしんどいの?」と思ってしまいませんか?

つまり「言葉」と「様子」にギャップを生じたときにこそ発揮されるのが「非言語」の情報なのです。

 

もし、無口な人とのコミュニケーションに悩むならば、よくよく相手を見てほしいと思います。

確かにあまり話をしないかもしれませんが、その人は頷きながら笑顔だったり、あなたをじっとみていたりしていませんか?

相手は、あなたの話を十分楽しんでいるハズです。
けれども、「どのタイミングで」「どんな言葉を挟んでいいのか」を迷っているうちに、話題が変わって話しそびれる、、、なんてことがあるだけなのかもしれません。

 

こんな時に使える無口な相手を話に引き入れるコツがあります。

<質問の仕方を変えること>

「はい」「いいえ」で答えれられる質問を投げかけるのではなく、相手の意見を引き出すための質問をしてみるのです。

 

【相手を慕う話し上手なあなただかこそ、「はい」「いいえ」では答えられない具体的な言葉が添えられるのです。】

 

よくありがちなのは「どう思う?」という投げかけ。

たとえば
「これ楽しいと思う?」だけでは、おしゃべりが苦手な人は「いいんじゃない」で終わりかねません。

もしかすると、相手からの同意ではなく、あなたは相手の意見が欲しかったのかもしれません。

とするならば
「これでも楽しいと思うけど、もっと楽しくしようと思うと何をしたらいいと思う?」
「これでも楽しいと思うけど、もっと楽しむために、あなただったらどんな工夫が思いつく?」

相手が「何について話せばいいのか」が分かるように、もっと具体的に言葉を並べてみることが大事です。

 

そして、相手が話すのをちゃんと待つこと。

もし時間がないならば、「あとから聞かせてね」で終わってもいいと思うのです。
けれども「もういいわ」で終えてしまうと、相手は自分の意見を必要とされていないことを自己嫌悪し、表現することがもっと苦手になります。

もし、相手のことを大事に思うならば、「あなたの意見を聞きたい」という態度を一貫することです。

 

言葉のキャッチボールを楽しめるような会話を望むのであれば、相手から「言葉」を引き出す工夫も必要です。

自分にとって大切な人であるならば、その人とたくさん話をしたいと思うもの。
それは、あなたも相手も同じです。

「うんうん」と頷いて相槌を打っている人が、あなたと話したくないわけがありません。
ただ、あなたよりも話すことが苦手なだけなのです。

「なんで私ばかり、、、」と思うかもしれませんが、今までに慣れないことをするには、時間が必要なこともあります。

けれどもこれは、相手のことを思いやる気持ちと、その人とのコミュニケーションを深めたいと思う気持ちを持つ、話し上手なあなただからこそ、できることなのです。

あなたの気持ちと質問のコツが、無口な相手からたくさんの言葉を引き出します。

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それでもうまくいかないときは、ご相談下さい。
「無口」になる「理由」が他にあるはずです。
そこを掘り下げることで、楽しいコミュニケーションを築いてみませんか?

 

 

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